編集部:教室はどういったきっかけで始めたのですか?
佐々木先生:私は25年近くを教育現場で働いてまいりました。
その経験プラス子育ても経験し、「合格のためだけ」に「訓練するだけ」の教室ではなく、小学校受験を通して、本当に子ども達のためになる、幼児にとって必要な、そして健やかな成長の手助けになる教育を目指したい、そして、温かみがあり、進学後もずっと見守り続けられるような教室、なにかあればいつでも私たちが手を差しのべられるような教室、そんな場所を作りたいと考えました。
大手教室で目にした、親子とも追い込まれていく姿や、チック症になってしまう子、合格した後は、先生からも親からも放ったらかしにされてしまっている子たちに、私たちのできる範囲で向き合ってきた結果、その時に出会った保護者の方の後押しもあり、教室をオープンさせました。
編集部:教室名の「AQ」とは珍しいですが、どういう意味でしょうか?
佐々木先生:AQ→永久(永遠より永久の方が長いという説があるそうです)、Anser&Question、Advanced(前進した、知識などが高等の)、Quality
time(かけがえのない時間)・・様々な思いと意味がこの「AQ」という名前には込められています。
また、私の妹が経営する旅行会社「AQトラベル」には、いろいろワガママをきいて貰えるので、幼児の海外でのサマーキャンプや、小中学生のホームステイ、短期留学など、楽しいプログラムを提供しております。
編集部:0歳から小学生までと、幅広い年齢のお子さんが通っておられますね。
佐々木先生: 小学生のクラスについては、私立小学校へ進学された保護者の方からの熱いご要望にお応えしたのが始まりです。補習塾ではもの足りないけれど、中学受験のための塾に通うまでもない、でもしっかり学力を定着させたい、定期テスト対策をお願いしたい・・などのお声です。
また、これはベテラン講師が揃っているAQ幼児教室ならではと言えると思いますが、勉強面に限らず、子育ての悩みや、思春期に入ってきた子どもへの接し方など、保護者の方の育児相談にも積極的に対応させて頂いております。なので、実は中学生、高校生になっても通われるお子様もいらっしゃいます。幼児からずっと、保護者の方とご一緒にお子様の成長を見守らせていただけて、息子や娘がたくさんいるようで、私たちもとても幸せです。
編集部: 小学校受験準備はいつごろから始めるといいのでしょうか?
佐々木先生:お子さんによって適切な時期は違ってきますね。また、目指される学校によって変わってくることもあります。
ただ、年少や年中から始められる方は、試験までの約2年間で、具体物や実験など、楽しく学ぶたくさんのカリキュラムで物事への理解が深まって、年長さんになってからの伸びが違いますし、余裕があるなと実感しています。
編集部: 1クラス2名までとされている理由は何でしょうか?
佐々木先生:一人ひとりに完全に合わせた授業をするには、1対1の個別がいいのではないかとも考えました。でも、個の学習だけではなく、お友達と協力したり、譲り合ったり、譲られたり・・という経験も大切ですし、教室に通う楽しさにも繋がると考え、個別の良さと相手がいる楽しさという、両方の要素を兼ねている人数ということで、2名としました。
編集部:集団での授業は行われないのでしょうか?
佐々木先生:季節の講習、理解度判定テスト、年長ステップアップクラス、入試直前講習は、6名までの集団で行います。通常授業(総合クラス)では一人ひとりへの対応と指導に重点を置き、講習など集団での授業でその力を発揮できるようにしています。
編集部:長く通っておられる生徒さんが多いとお聞きしましたが?
佐々木先生:先ほどのお話と重複する部分があるかと思いますが、私立小学校に進学された後、自信を持って学習に取り組める環境がAQエイキュー幼児教室にはある、ということがまず一つです。
それと、これは小学校受験からずっと私どもが大切にしていることですが、学習面だけではなく、お子さまが健やかに伸びやかに成長するためのお手伝いをしたい、という思いが、保護者の方に届いているからだと思います。
編集部:お子さんのだけでなく、保護者向けのアドバイスや家庭学習の指導もされているのですか?
佐々木先生:学習面、受験する学校のご相談は勿論、どんなご相談にも親身になって対応している自負が、どの講師にもあると思います。
また、願書指導や、両親面接練習も、無料で何回でも行っております。
編集部:本日は、ありがとうございました。