コラム「「モンテッソーリ教育法」ってどんなの?」|幼児教室探しの『幼児教室どっとこむ』

−「モンテッソーリ教育法」ってどんなの?−

イタリア最初の女性医学博士マリア・モンテッソーリが、障害児の治療教育に携わり、やがて、障害児に用いた教育法を健常児にも適応する機会が訪れました。そして、1907年1月「子どもの家」(現在ではモンテッソーリ教育を実践する幼児教育施設をいう)が生まれました。そこでの実践から生まれたのが「モンテッソーリ教育法」です。

モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。また、その目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。

モンテッソーリ教育では、子どもの内発的な発達プログラムに基づいて、
 「日常生活の練習」
 「感覚教育」
 「言語教育」
 「算数教育」
 「文化教育」
の5つを実践課目として設けています。
それぞれの課目には、独特の体系を持つ教具が用意されていますが、子どもは必ずしもそのカリキュラムに従って活動するわけではなく、あくまでも子どもの自主性が尊重されます。

資料提供 日本モンテッソーリ教育綜合研究所

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