| 編集部： |
よろしくお願いいたします。まずは先生のプロフィールを教えて下さい。 |
| 斉藤先生： |
 私は昔から子どもが大好きで、元々は幼稚園や保育園をやりたかったんです。
初めはベビーシッターの会社で働いていました。その後、大手の幼児教室に7年ほど勤めておりまして、その頃、生徒さんのお母様から「先生の教室を開いて欲しい」と、後押しと励ましがあって、いまのお教室を開きました。
幼稚園のように大人数ではなく少人数の方がお子さんをよく見ることが出来るの事が分かりましたので、1クラス3名までの教室になりました。お母様方・おばあちゃま方には今もお手伝いいただいているんですよ。 |
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| 編集部： |
1998年にこの教室を開かれたのですね。 |
| 斉藤先生： |
はい、そうですね。もう18年(2016/8現在)になります。アッという間でしたね。300名以上のお子様を見てきましたが早かったです。その間には色々なことがありました。周りの環境も大きく変わってきましたしね。一人ひとり皆さんお子様は違いますよね。ご家庭がそれぞれ違いますから。昔は、我が子に「どういうものを学ばせたい」「どういう道を選ばせたい」という想いが強いお母様が多かったのですが、最近は、「受験だからやらなくてはならない」「みんながやるからやる」と言った傾向が強いですね。
でも、さいとう幼児教室のご両親様方は、みんな自分のお考えをしっかり持って入室してくださいますのでありがたいと思います。 |
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| 編集部： |
最近のお子様やご家庭は以前と比べて変わりましたか？ |
| 斉藤先生： |
基本的には今も昔もお子様は変わっていないと思います。昔は、自然が身近にあり、普通だった事が今は違って来ていますね。まずはここが大きな違いですよね。幼児期は、子どもが筋肉を作らなければいけない時期なのに、アレはダメ・これはダメと言い過ぎる親が増えています。汚いことは、後かたづけが大変だとかで親の都合で規制をするのは良くないですね。小さい頃にすべき事をしっかり体験していないと、大人になってから大きな問題に発展することも多くあります。
今も昔も、年齢・月齢により、やるべき事を1つずつ繰り返し重ねることが大切だと考えています。授業後のお母様へのお話しの中でも、どの神経細胞を刺激したか、また成長の段階でどのように将来につながっていくのかを詳しくお伝えしています。また、週に1回教室に通われていらっしゃいますので、それ以外の6日間のアドバイスも行っています。 |
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| 編集部： |
お教室での指導内容は変わってきているのですか？ |
| 斉藤先生： |
今も、うちのお教室は受験を全面に出していませんが、受験は6才の知能があるか否かを観るテストと考えますので、知能教育を基に指導にあったっております。お母様方には、いつ・なぜ・何をやらせるかを理解していただいた上で、お教室に来ていただきたいんです。知能は9才が臨界期なので、そこまで通して考えたカリキュラムになっているのですが、長く続けられたお子様の方がやはり強いですよね。
子どもが自主性を持ってやることができないと長くは続きませんし、伸びないですしね。知能だけではないのは確かです。心の面がありますから。お家の環境・お子様の性格…300人いたら300通りの方法がありますので、子どもの思いの丈をしっかり受け止めつつ授業を進めております。 |
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| 編集部： |
カリキュラムは年々変わるのですか？ |
| 斉藤先生： |
基本は変わりませんが、日々進化しています。新たな物を取り入れることもありますが、各クラス同じカリキュラムです。教え方はたくさんありますので、それぞれのお子様に合わせて教え方を変えています。また、このカリキュラムはもう少し体験した方が良いなと感じた部分は毎月のテーマとして授業に導入しております。 |
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| 編集部： |
家庭ではどんなことをやるといいのですか？ |
| 斉藤先生： |
宿題という意味ではなく、お家でも楽しみながらやってみましょうとお話ししています。毎週拝見しておりますと、楽しい教室での体験を、お家に帰ってからも、同じ事を繰り返して遊んでいる子は伸びていますね。お母様の努力のお陰ですね。 |
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| 編集部： |
子どもの「伸び」は、やはり環境に左右されるのですか？ |
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